オンセブンデイズの子会社化、名古屋鉄道の小売業について
最近のCMで、オンセブンデイズが名鉄グループであることを知り、この機会にいろいろ調べてみた。
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グループ体制の再編
2022年5月11日に名鉄からリリースされた情報によれば、「新たな小売事業の展開とグループ体制の再編について」として、地域と小売業に力を入れていく方針が伺える。
- グループ内の複数会社で展開していた小売事業を、名鉄生活創研へ集約すること。
- 株式会社オンセブンデイズの株式を100%取得、子会社化。
- 駅舎清掃などを行う名鉄産業へ、駅舎建設や造園業を行う名鉄環境造園と鉄道保守や枕木加工などを行う名鉄木材防腐を統合し、名称を変更。今後は名鉄エリアパートナーズとして長期的な地域価値向上のための事業に取り組むとしている。
再編後にどうなるか
再編後は、以下のようになるとのこと。
社名 | 株式会社名鉄生活創研 |
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資本金 | 100,000 千円 |
従業員数 | 約 280 人(パート、アルバイト除く) |
事業内容 | ロフト運営、ファミリーマート運営、成城石井運営、自動販売機運営、宝くじ販売など |
社名 | 名鉄エリアパートナーズ株式会社 |
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資本金 | 96,000 千円 |
従業員数 | 約 220 人(パート、アルバイト除く) |
事業内容 | 建築、燃料等卸売、清掃業、鉄道保守など |
社名 | 株式会社オンセブンデイズ |
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資本金 | 50,000 千円 |
従業員数 | 約 140 人(パート、アルバイト除く) |
事業内容 | 雑貨・インテリア商品販売店「オンセブンデイズ」運営など |
オンセブンデイズ子会社化
オンセブンデイズは郊外型店舗が中心。運営は株式会社オンセブンデイズが行っており、平成24年に設立され、豊川市に本社を置く。今後は都市型店舗も拡大していくようだ。その一環として、2023年11月18日に名鉄金山駅・駅ナカ商業施設「ミュープラット金山」に店舗をオープンした。元は3COINSが出店されていた位置。
今後、名鉄の大きな駅で出店されていくのか、要注目。東岡崎駅や名鉄一宮駅など出店されるかな?
フランチャイズのロフト店舗
株式会社ロフトは、そごう・西武の子会社でセゾングループの一員だった時代がある。現在は、セブン&アイホールディングスの傘下。そのためイオンモールに出店されているケースはほぼ無いが、岡崎ロフトについては元はイオンモール内に西武百貨店があり、そこへロフトが出店されていた経緯があるため、現在もイオンモール内に出店されている。東海地方の一部店舗については、名鉄グループによるフランチャイズ経営が行われている。名鉄生活創研によるフランチャイズ店は以下のとおり。
- 岐阜ロフト(岐阜市)
- 栄ロフト(名古屋市中区)
- 名駅ロフト(名古屋市中村区)
- 星が丘ロフト(名古屋市千種区)
ちなみに、直営店等、名鉄グループのフランチャイズ店ではない店舗は、カラフルタウン岐阜ロフト、名古屋みなとロフト(ららぽーと内)、岡崎ロフト(イオンモール岡崎内)、東郷ロフト(ららぽーと内)、春日井ロフト(イーアス春日井内)がある。
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