夕方から楽しめる、敦賀市の魅力を写真付きで語る

北陸新幹線が敦賀まで延伸され、注目を浴びている敦賀市。私にとっても敦賀市は思い入れのある好きな街の一つです。


港町として発展した敦賀市は、街の規模が大きく、中心部はかなり市街化されています。人口は約6.5万人で、人口規模が同程度の多自治体と比較すると、敦賀市の立派すぎるアーケード街に驚きます。実際に街中を散策してみると、アーケード街が長く続いていて、少なくとも10万人都市の風格はあります。
私が敦賀市を好きな理由は複数ありますが、地方都市では珍しく、夕方以降に立ち寄っても楽しめる点が推しポイントです。一般的な観光地では17時くらいで施設が閉館してしまいますが、敦賀市は夜でも大丈夫です。日が暮れてから立ち寄りたい敦賀市の推しポイントを紹介します。
推し①:北陸新幹線に会いたい愛知県民の最寄り
2024年春、北陸新幹線の終点となった敦賀駅。東海道新幹線に慣れしたんだ愛知県民でも、北陸新幹線を見たくなる日があるはず(?)。鉄道好きでなくても、ピカピカの高架ホームや、洗練された巨大な駅舎を見るだけで気分が上がること間違いなし。
入場料で大人150円を払えば、間近で新幹線や特急を見れるし、新幹線の終着駅特有の乗換でバタバタする喧騒のような雰囲気も楽しめます。




発車する電車を手を振ってお見送りをしていた娘は、駅員さんから「シールをあげよう」と、サンダーバードのステッカーを貰って喜んでいました。
推し②:夕暮れからが本番。金ヶ崎緑地のライトアップが美しい

港町・敦賀の海沿いに広がる金ヶ崎緑地は、夜になると表情を変えます。かつて軍港だった歴史的背景も相まって、ライトアップされた赤レンガ倉庫や海辺の遊歩道がロマンチックに浮かび上がります。写真映えも抜群です。
赤レンガ倉庫や人道の港ムゼウムといった観光施設は夜間は閉館していますが、公園のライトアップだけで立ち寄る価値があると思っています。


プロジェクションマップングのような演出も用意されており、小さな子ども達も大はしゃぎ。夜8時頃にもかかわらず、駐車場はかなりの台数が駐車されていました。
推し③:旅の締めは、心も温まる屋台ラーメン
夜の敦賀といえば、絶対に外せないのが屋台ラーメン。敦賀の夜の風物詩としてラーメン好きには有名みたいです。昭和の風情が残る一杯は、旅の最後にちょうどいい温もりをくれます。


国道8号線のバイパス完成によって、アーケード街の国道は4車線から2車線へと工事が行われ、駐車場が整備されたようです。先日訪れた際は、20時でも駐車場がほぼ満車となるほど賑わっていました。国道の歩道で何人ものラーメンをすする客がいる光景は、初めて見た時には大変ワクワクしたものです。
推し④:交通の要衝ならではの立ち寄りやすさ
具体的なスポットというより、敦賀市の立地的な話です。敦賀は、北陸の玄関口として、交通の要衝となってきました。よって、北陸地方へ出かけた際は、高確率でルートに組み込むことができます。例えば愛知県から福井県の東尋坊へドライブしたとして、帰り道にちょうど屋台ラーメンを食べることが可能です。その反対に、金曜日の夕方から移動を始め、敦賀で夜食に立ち寄り、京都北部や北陸地方へ前泊(車中泊)するような行程もありです。どちらも経験していますが、旅程への組み込みやすさも、敦賀の魅力の一つだと思います。
番外編:昼から動けるなら「きときと市場」や「気比神宮」も
もし昼から余裕があるなら、敦賀の海の幸が集まる「きときと市場」で海鮮丼を。地元の人にも親しまれる気比神宮で旅の無事を願うのもおすすめ。立ち寄るだけでなく、目的地としての敦賀市も魅力十分です。

