愛知県のどこにKALDIは店舗を構えているか
コーヒーショップのKALDIは世界の飲み物や食べ物が多く販売されていて、近年ではテレビで取り上げられることも多く注目が集まっている。今回は、愛知県内市区町村においてKALDIの有無を調べてみる。
意外と少ない店舗数
大型ショッピングセンターへ行くと、KALDIが出店しているケースが多く、ついつい立ち寄ってしまう。コーヒーやワイン等は勿論のこと、世界各国の調味料やお菓子も魅力的だ。
近い店舗を検索した時、意外と店舗数が少なめなことに気が付いた。愛知県内ではどの地域に出店されているのか、地図を見ながら確認していきたい。
KALDIが出店している街
自治体の出店率は50%以下
店舗がある自治体は25/69。(名古屋市は区別にカウント)
自治体が3つあれば1つはKALDIがあるくらいの比率である。自分の自治体にKALDIがあれば、すでにKALDIに選ばれし街なのだ。
複数出店されている自治体
KALDIが複数存在する自治体は県内で5つしかない。まず、上記地図で一か所だけ真赤になっている場所、名古屋市緑区だ。区域内に3店舗存在し、県内では最大の店舗数となっている。
- アピタ鳴海店(アピタ鳴海1F)
- 徳重ガーデンズ店(ヒルズウォーク徳重ガーデンズ1F)
- 大高店(イオンモール大高1F)
他に複数店舗が出店されているのは、名古屋市千種区、名古屋市中区、一宮市、春日井市で、いずれも2店舗。
店舗が存在する自治体
先述の5自治体の他、20の自治体にKALDIは出店している。順に、名古屋市西区、中村区、熱田区、港区、南区、豊橋市、岡崎市、豊田市、安城市、西尾市、犬山市、常滑市、江南市、稲沢市、長久手市、東郷町、豊山町、扶桑町、蟹江町、東浦町だ。
郊外の大型ショッピングセンターが存在することで、町でも店舗があるところが多い。
人口当たりの店舗数も調べてみる
人口10万人当たりの店舗数も調べてみた。
町が多くランクイン
地図で一番濃い赤色で塗られた(人口10万人当たりの店舗数が2を超える)自治体は6つあるが、どこかお分かりになるだろうか。正解は、北から順に扶桑町、豊山町、名古屋市中区、蟹江町、東郷町、東浦町だ。
この手のランキングには珍しく、町が上位を占める結果となった。もちろん、大型商業施設内に出店されているが、商業施設名は以下のとおり。
- 扶桑町(イオンモール扶桑)
- 豊山町(エアポートウォーク名古屋)
- 蟹江町(ヨシヅヤJR蟹江駅前店)
- 東郷町(ららぽーと愛知東郷)
- 東浦町(イオンモール東浦)
尾張北部が充実?
尾張北部の岐阜県境周辺では、木曽川に沿って犬山市、扶桑町、江南市、一宮市、稲沢市に店舗が存在している。この地域でKALDIが充実しているのは少々意外であった。
犬山市では、キャスタ(核テナントはヨシヅヤ、元イトーヨーカドー)に店舗がある。
どの商業施設にKALDIはあるのか
アピタとイオンでよく見かけるが…
ここまでいくつかの街の店舗を調べてきたが、アピタ系かイオン系に店舗が存在するケースが多いことが気になる。県内合計31店舗は、どの商業施設にあるのか調べてみた。
KALDI有のアピタ系商業施設とKALDI有のイオン系商業施設、どちらが多いか皆さんもぜひ予想してみて欲しい。
結果は以下のようになった。
区分 | 店舗数 |
---|---|
イオン系 | 11 |
アピタ系 | 10 |
その他 | 10 |
合計 | 31 |
予想以上に接戦だった。今回は2022年11月14日時点の公式ホームページ情報で集計しているが、数年たてば変わりそうだ。
その他の施設は?
アピタ系でもイオン系でも無いKALDIが存在する場所は、豊田市のメグリアや名古屋市中区のサカエチカ、春日井市のイーアス春日井などがある。
※この記事の参考とした資料(KALDI公式ホームページ_カルディコーヒーファーム公式サイト|コーヒーと輸入食品のワンダーショップ (kaldi.co.jp))
まとめ・感想
愛知県全体でも31店舗と、そこまで多くない。郊外型のショッピングセンターにあるパターンがほとんど。中心駅の近くにあって、電車通勤・通学の帰りに利用ができそうなのは名古屋市中区と豊橋市の店舗くらいだ。KALDIに行きたい場合、車で大型商業施設に行く人が多そうだ。
筆者もパスタやオリーブオイルをよく調達する。身近な存在であったが故にKALDIの無い街が多いことには驚いた。しかし店舗が大混雑している様子は見かけないし、逆に閑散としている様子も見たことが無い。このくらいが愛知県の適正店舗数なのかもしれないと感じた。
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