行きたくても気軽に行けない、陸の孤島を代表する新宮市
愛知県の都市部に住んでいると、住宅地や市街地が市町村を越えてつながっていて、ひとつの大きな街のようになっていると感じる。都市圏という概念で考えれば一言で表現が可能なのかもしれないが。
私は、周囲に大きな街が存在しない、陸の孤島に位置する街が好き。この条件に合致し、愛知県から日帰り可能な街としては高山市、新宮市を思い浮かべることができる。
実際、新宮市には人生で1度しか訪れたことがない。高山市に比べて、道路の整備状況が悪く、気軽に行くことが難しい。本当に不便すぎる位置(褒め言葉)に、ある程度の規模の街があることにロマンを感じる。
最近、紀勢自動車道が整備されつつあり、熊野市までが高規格道路で結ばれた。昔に比べ、圧倒的に行きやすくなったこともあり、家族を連れて再訪してみたい。娘にとっては初の和歌山県となる。初の和歌山県が新宮市なのは、なんとも素晴らし記録となりそう。