中央自動車道小牧JCTと小牧東IC間に建設中の小牧オアシスについて
長野県から中央自動車道で愛知県へ帰ってくる時、小牧東ICをこえて濃尾平野の夜景が目に入る瞬間がありますよね。旅が終わるって感覚があります。少し進むと、最近工事が進んでいるエリアが。『市民四季の森』のすぐ隣です。何を建設するのかと気になっていましたが、調べてみると、小牧オアシスという文言が!分かる範囲で情報をまとめてみます。
小牧オアシスインターチェンジ
まだ公表されている情報が少ないため、具体的なイメージが湧きませんが、出てきた情報をチェックしてみます。
まず、ネクスコ中日本が2023年12月15日に『E19 中央自動車道に接続するインターチェンジの名称を「小牧オアシスインターチェンジ」に決定しました』というプレリリースをしていました。まず情報としては、インターチェンジが建設されること、それに合わせて休憩施設が整備されるということが分かりました。プレリリースによれば、現時点での休憩施設概要は以下のとおり。
施設名:小牧オアシス
会社名:株式会社オアシス小牧
内 容:
休憩施設(休憩所、商業施設、給油所/水素ステーション/充電ステーションなど)、レクリエーション施設(スケートボード、スポーツクライミング等のアーバンスポーツ、室内レクリエーション施設、温浴施設、休憩レストランなど)
情報:ネクスコ中日本公式サイト
小牧市として
民間のプロジェクトであるからか、小牧市から公式な情報発信は現時点ではほぼ見つけられませんでした。検索できたのは2018年の定例記者会見資料。こんな昔から構想があったこと、全然知りませんでした。四季の森も遊びに行きますし、中央自動車道もよく通りますが、まだまだ自分の注意・関心が足りないようです。
スマート IC は、物流・産業の利便性向上による産業立地・活動を促進するとともに地域振興や市民の利便性向上など幅広い活用が期待できるものであります。これまでハイウェイオアシス構想の実現を一つの要因として公共性、公益性を鑑み、地元地域からの要望を前提に設置の検討をすることとしておりました。そうした中で、去る10月17日に小牧市東部地域の篠岡区長会より、少子高齢化が顕著で産業立地が遅れている東部地区の活性化を期待し提出された「小牧ハイウェイオアシス及びスマート IC 開設」の要望書を受理いたしました。本市としては、この要望書を受け東部地区の産業立地の促進、地域振興、市民の利便性向上のためスマート IC 整備に向けた検討を進めようとするものであります。
ーH30.11.26 定例記者会見資料より
場所の確認
四季の森すぐ東です。ハイウェイオアシスは公園に隣接して建設されるので、四季の森が大いに活用されることでしょう。
東海地方の高速道路網における休憩施設
高速道路を利用して遠出から帰ってくる時、名古屋市中心部までに最後に立ち寄れる大型休憩施設はどこか、まとめてみました。
北陸道・名神 | 養老SA |
新名神 | 鈴鹿PA(湾岸長島PA) |
東名阪道 | 御在所SA(大山田PA) |
東名 | 豊田上郷SA(東郷PA) |
新東名 | 岡崎SA(刈谷PA) |
中央道 | 恵那峡SA(内津峠PA) |
東海北陸道 | 関SA(川島PA) |
こうして一覧にして見ると、中央道で帰って来た時に利用できる大型休憩施設が恵那峡SAというのは遠すぎる気がしますね。帰りに夕飯や夜食を食べてから帰宅したいパターンはありがちですので、小牧の位置に選択肢が増えるのは大変ありがたいです。
ハイウェイオアシスの魅力は、休憩施設としてではなく目的地としても楽しめる点だと思います。日本で一番成功しているハイウェイオアシスといっても過言ではない刈谷は、休日はファミリーで大変混み合っています。鞍ケ池PA(豊田市)や川島PA(各務原市)も綺麗に整備されていて、最高のお出かけスポットになっています。
最後に、ネクスコ中日本管轄エリアのハイウェイオアシスを確認します。あなたはすべて言えるでしょうか。ちなみに8箇所あります。
正解は、富士川・亀山・徳光・川島・城端・刈谷・美濃加茂・鞍ケ池でした。ここに小牧が加わる予定です。都心部から近いこともあり、刈谷並みに大盛況となることを期待しています。
情報:ネクスコ中日本公式サイト
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