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午後からの家族旅。関市や美濃市、長良川鉄道を楽しむアクティブな旅に。

午後からの旅。どこに行こうか非常に悩みました。名古屋から片道1時間以内、いろいろな食べ歩きができる場所、2歳の娘が楽しめる場所….。ふと、鉄道車窓を娘に見せてあげたい、というアイデアが浮かびました。名古屋市が生活圏なので、基本的に鉄道を利用する場合は地下鉄。あまり外の景色を楽しむということが無いんです。

東海地方で、観光チックに鉄道を利用できる場所…。養老鉄道?明智鉄道?樽見鉄道?色々と考えましたが、今回は長良川鉄道を選んでみました。

CONTENTS

まずは「せきてらす」へ

狙い通り、出発してすぐに車で寝てくれた娘。車内が静かなうちに移動を済ませます。ちょうど目的地である岐阜県関市の「せきてらす」へ到着したタイミングで目を覚ましました。

キッチンカーが来て賑わいあり

せきてらすは2021年開業の新しい施設です。関市の魅力を発信する地域交流施設として、観光協拠点となっています。広場にはキッチンカーが数台来ており、ミニマルシェのような雰囲気。有名な関牛乳の販売テントもあり、かなり賑わっていました。毎週末こんな感じなのかな?我々家族は唐揚げを購入。

15時過ぎで閉まり出した

刃物会館も移転していた

昔、親に連れられて何度か行った記憶のある刃物会館。確かに古い建物だと思ってましたが、せきてらすのオープンに合わせて移転したようです。とても綺麗な販売エリアに生まれ変わっていました。関牛乳に刃物、このコンテンツがあれば観光推進にも熱が入りますよね。包丁などを買いに来ている客も多くいました。

周辺にも観光施設がある

せきてらすから人の流れがあったので辿ってみると、関鍛治伝承館がありました。多くの街にある歴史民俗資料館的な施設だと思いますが、ここは有料です。外から少し展示が見えましたが、なかなか立派で綺麗な施設で、みなさん結構な人がお金を払って入館していました。

そして忘れてはならないのがフェザーミュージアム。刃物で有名な企業フェザーが運営してくれている施設です。ここは無料で入館できます。最近は企業が子どもも楽しめる立派な見学施設を作っているケースが増えましたね。小さな子連れにとって大変ありがたいことです。東海地方に限っても、津市のおやつタウン、半田市のミツカンミュージアム、常滑市のINAXライブミュージアム、かねふくめんたいパーク、浜松市のnicoeなど、挙げ出すとキリがないほどです。

フェザーミュージアム

関ー美濃で長良川鉄道に乗車

北濃行きに乗車

短い区間ですけど、長良川鉄道に乗ってみることにしました。関市と美濃市は隣町。車で行けば20分とかかりませんが、せっかくなので鉄道旅気分を味わってみます。やってきた車両は、やっぱり1両編成。車内には食品サンプルが至る所に配置されていて、娘が大喜び。吊り革にぶら下がっているバナナを指さして、ずっと「バナバナ」と呟いていました。さすが、郡上八幡へ向かう観光列車ですね。

食品サンプルがいっぱい

正直、料金をどう払うか分からなかったんですが、美濃市駅に着くと乗客の半分近くが下車、流れについて行くと、運転手さん(ワンマン運転です。)に支払いをして下車できました。なんかPayPayでも支払えるみたいです。面白いですね。

うだつの上がる町並みへ

さて、無事に美濃市へやってきた家族ですが、美濃市に来たのであれば「うだつの上がる町並み」だということで、しばらく歩きます。

旧美濃駅で記念撮影

長良川鉄道美濃市駅から町並みを目指す道中、名鉄の旧美濃駅がありました。駅舎と車両が保存されていて、車内で記念撮影などができます。今年3月に揖斐川町の旧谷汲駅に立ち寄りましたが、その時と似た感じでした。過去は岐阜市中心部から路線が繋がっていたことを思うと、多少の寂しさも感じます。子どもの頃、現役で路面電車が走っていた光景を見ていました。あの頃は美濃市まで行けるとか、考えたことなかったです。中高生になって岐阜駅付近を頻繁に利用するようになった時には路面電車はすでにありませんでした。バス移動でしたけど、路面電車が残ってたら使っていたのかもしれませんね。

展示されている車両

食べ歩きができた

いよいよ町並みに来たわけですが、このエリアは国の伝統的建造物群保存地区に指定されています。「うだつ」とは、梁の上に立てて棟木(むなぎ)を支える柱のことをいうそうです。裕福な家しか「うだつ」を造れなかったそうですが、このエリアは江戸時代の商人の町で、多くのうだつが残っているみたいです。美濃市の市制移行は1954年と早く、昔から栄えていた地域なのがわかります。

観光サイトで良く見る景色

入り口近くにもなかアイスが売っている店があり、まずはアイスをゲット。次に精肉店があり、コロッケを購入。次の店舗では焼きそばを購入。次々と食べ物を手に入れ、娘も嬉しそうでした。

食べ歩き可能

そして帰りの列車時刻を調べると、なんと10分後!その次は1時間後。最初は諦めようと思っていましたが、間に合うかもしれないと走ることを決心し、駅まで急ぎました。なんとかギリギリ乗車できましたが、当然汗だくに。ただ、帰りの車内は他に二人しか乗客がいなかったため、汗だくでも大丈夫でした。ローカル線を利用するときは、時刻確認は必須ですね。

帰りは川島ハイウェイオアシス

駅まで走ったおかげで1時間早く関市に帰ってこれました。関市からは再び車で帰路に着いたわけですが、せっかく高速で通るので川島PAへ立ち寄ることに。ここは刈谷ハイウェイオアシスと良い勝負の賑わいがある複合施設です。観覧車はもちろん、水族館やBBQ場などもあります。少しだけ川遊びをしましたが、程よく浅瀬で、かつ水も綺麗で最高の環境でした。もっと近所にあればありがたいんですが。

BBQエリア

フードコート近くへ行くと、大きな音楽とピカピカ光るライトがあり、何が行われているのか気になって近くへ行ってみました。すると、ナイトプールイベントが開かれていました。ナイトプールといっても子ども向けです。ここは有料ですが、泡が降ってきたり、水の遊具があったりと超盛り上がっていました。

盛り上がるナイトプール

川島ハイウェイオアシスは、ここだけで一日遊べてしまうスポットなので、また時間のある時に行きたいと思います。

今回の旅は午後からでしたが、昼寝、初の車窓鑑賞、食べ歩き、川遊びと娘にとっても天国な1日となったことでしょう。こういった半日コース、もっと色々考えてみたいと思います。

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