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中心駅周辺が栄えている三重県の都市はどこか、データから分析してみる

駅前がどれだけ栄えているか、どうしても気になるのが地理好きの特性。車での移動がメインの筆者ですが、わざわざ混むのに駅前まで車を走らせてしまいます。今回は、中規模の都市が多い三重県に注目して、駅前の状況をデータで分析してみます。

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主要都市を選ぶ

まずは、全自治体を調べるわけにもいかないので、主要な都市に絞っていきます。どこまで調べるか迷いましたが、今回は人口上位8都市を対象とします。今回の主題からは外れますが、鳥羽市って人口約1.6万人なんですね。かなり少なくなっています。

主要都市順位自治体人口(人)
桑名市5136,139
四日市市1301,956
鈴鹿市3192,201
津市2269,645
松阪市4154,547
伊勢市6118,884
伊賀市784,851
名張市874,087
2024年1月時点

県庁所在地よりも人口が多い四日市市

三重県の県庁所在地は津市です。しかし、津市よりも四日市市の方が栄えているということは、地理好きの間では広く知られていることでしょう。四日市市は人口約30万人。愛知県で言えば春日井市が近い人口規模です。

近鉄四日市駅前

鈴鹿市の中心駅は白子駅とする

鈴鹿市は、どの駅を中心駅とするか迷いますが、市内で最も利用客数が多く、近鉄特急も停車する駅である白子駅を中心駅とします。

鈴鹿市駅前は寂しい

駅周辺人口で比較してみる

まずは主要駅の2km周辺人口を一覧にしてみます。

中心駅順位2km周辺人口(人)
桑名駅239,932
近鉄四日市駅153,461
白子駅629,117
津駅337,976
松阪駅437,467
伊勢市駅535,184
上野市駅725,704
名張駅822,351
2020年国勢調査より

桑名駅が津駅を超えている

注目するべきなのは、自治体人口では5位の桑名市が、中心駅周辺人口では2位となっていること。駅前の密度が高く、コンパクトな都市構造になっていることが推測されます。

白子駅は不利でも6位

鈴鹿市は中心部がバラけている街であるため、今回の中心駅周辺の比較ではどうしても不利。しかし、それでも上野市駅や名張駅よりも数値は上でした。

近鉄四日市駅の数値は豊田市駅と同等

三重県内で1位だった近鉄四日市駅の数値を、愛知県内の主要駅と比べてみます。すると、豊田市駅周辺の人口と同等でした。それ以上の数値を誇る自治体は、岡崎市、豊橋市、一宮市、名古屋市があります。

駅周辺事業所数で比較してみる

続いては、駅周辺で商工業がどれだけ活発か、事業所数で比較してみます。

中心駅順位2km周辺事業所数
桑名駅52,548
近鉄四日市駅14,948
白子駅81,054
津駅33,034
松阪駅42,991
伊勢市駅23,144
上野市駅61,545
名張駅71,316
2014年経済センサスより

近鉄四日市駅に次ぐのは伊勢市駅

今回の調査で私が一番驚いたのが、事業所数では津駅周辺(2km)よりも伊勢市駅周辺の方が多かったこと。伊勢神宮の玄関口ということもあり、ホテル・旅館が多いことも一因と言えそうです。伊勢市は、過去には百貨店があった街。また、市制移行も県内3番目だった、歴史的な街でもあります。

伊勢市駅前

津駅に迫る松阪駅

人口でも事業所数でも、松阪市は津市に迫っています。自治体の人口では津市に軍配が上がるものの、中心部で比べると大きな差はないように思えます。津市は久居市を合併するなどして、大きな自治体になって人口が増えたことも影響しているのでしょう。人口では四日市市に近づいた津市ですが、中心部の発展具合は、四日市市とはかなり差があり、津市は松阪市や伊勢市と同等と考える方が良さそうです。

津駅前の様子

結果を受けて

一番中心駅周辺が栄えているのは、文句なしで四日市市。これは実際に足を運んだ筆者の体感からも当然の結果と言えます。駅前の商店街、ふれあいモール等は平日でも休日でも多くの歩行者がいます。駅併設の近鉄百貨店も、なかなかの規模です。

最後に県内全体ですが、主要都市における駅前の発展具合を評価するなら、以下のようになるでしょう。

ランクA

四日市市

ランクB

津市、伊勢市、桑名市、松阪市

ランクC

鈴鹿市、伊賀市、名張市

「駅」という視点で比べてしまうと、どうしても鈴鹿市が不利になってしまいます。ただ、駅前に降り立った際の都会感で言えば、やはり上記の評価は正しいように思います。1都市が飛び抜けるのは、愛知県や岐阜県も同じで、東海三県の特徴と言えるかもしれません。

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